エムゲームジャパン
Yahoo! JAPAN ID でログイン
フジテレビ ID でログイン
コンテンツ一覧 l 
Mintの購入と管理
プレイガイド
暗号化ログイン
ID:パスワードを忘れた方はこちら
初めての方はこちら
プレイガイド
初心者ガイド ゲームシステム 基本システム クランシステム 戦争システム ダンジョンシステム イベントスケジュール ゲームデータ

ゲームシステム

戦争システム

ルナ戦争国境守備戦攻城戦
Part1 - 70 years ago

パトスの前哨部隊がデロス北方のイスラント川の三角地帯に集結した!!
デロスの領主アイディードは伝書鳩の足に付けられていた短い手紙を何回も繰り返し読んだ。
領主に送る尊敬の美辞麗句も、差出人の名前もないただ一行の文だった。
手紙に付いていた黒い血痕が当時の切迫した状況を物語っていた。

Part2 - The Glory of Delos

アイディードと同じ年頃の子供たちがアドニスの6つの王国についての話を聞きながら育っていた頃、デロスは遊牧民たちが休んでいくイスラント川支流の小さな村に過ぎなかった。

川の反対側、東の砂漠は果てなき砂山が続いていた。
砂山の向こう側には激しい風が吹くたびに蛇のように曲がりくねり行路を変える商人の道があり、豊富な品々が交易されていた。
そして、北の峡谷には毎年村を襲う馬賊がいた。

馬賊の襲撃により、デロスの村長である父が命を失ったのは、アイディードが17歳の時だった。
ムバリの家門の伝統によって頭目に選らばれたアイディードは、自分に従う若者たちとともに宿を大きくし倉庫を建てた。
アイディードの行動の多くは村の人々には理解できなかった。
デロスは旅路に疲れた遊牧民たちがしばし休んで行く所であり、商人たちの通る道は村から半日も離れていたからだ。
初めの年、デロスを訪れた商人は五組の行商団だった。

それから10年の歳月が経つ間にデロスの姿は少しずつ変わった。
イスラント川の支流にある小さな村は砂漠を旅する商人たちの口から大陸へ知られ始め、年を追うごとに訪問する人の数は増えていった。

アイディードが2つ目にしたことは、村に泊まる商人を守るために砂漠に散らばっていた馬賊たちを傭兵として取り込むことだった。
その代わりにデロスに泊まる商人たちは保護税を出さなければならなかったが、村に泊まる商人の数はさらに増えていった。

アイディードは最後に6つの王国の商人たちが自由に取引できる市場をつくった。
この時期に砂漠とイスラント川の支流に位置する小さな村デロスには巨大な城郭が建てられた。
6つの王国のどの国から気にもとめられたかった何もない小さな村デロスは30年の間に最も豊かな都市へと成長することができた。

6つの王国の道が一つに交わる都市デロス。 アドニス大陸のすべての富がデロスに集まるといううわさは決して偽りではなかった。

Part3 - The Forgotton City of Delos

戦争が始まった時、 数百年の勇猛を誇ったバーバリアンの国家ブリンも、白魔術の魔法使いたちの都市アルドリームも破壊されて火の海と化した。
小さな都市デロスもやはり破滅から逃れることはできなかった。
しかし、アイディードは希望を失わなかった。アイディードはデロスの富を利用して大陸の魔法使いたちを集めた。
そして、アドニス史上、最も危険で巨大な魔法陣を作り始めた。

イージス!! 都市全体を包み込む巨大な魔法陣に付けられた名前だった。
イージスはこれから戦争が終わるまでデロスをアドニス大陸ではない他の空間に移す魔法陣だった。

アイディードの命に従って魔法陣が動き始めた。巨大な都市が一瞬で他の空間に移動するなど信じられなかった人々は城壁の外の砂の丘からその光景を見ていた。

魔法陣は人々の期待したような派手なものではなかった。
眩いばかりの光も幻想もなかった。
突然、吹き迫っていた砂嵐がおさまった時、都市があった場所に残っていたのはイスラント川の支流と砂の丘だけだった。都市が消えた…

Part4 - The Ruins of Moradon

知らせを伝えることができる者がいなかったのだろうか?
パトスがマネスの魔法陣の中に消え戦争が終わって、エルモラドとカルスの終りなき戦争が始まったが、デロスは戻ることはなかった。
そこにあるのは幅の狭いイスラントの支流と砂の丘だけだった。

そして、70年という歳月が経ち、デロスの話は年老いた戦士たちの酒の肴になるだけであった。
そんなある日、エルモラドとカルスで過去の痕跡をたどる7つの鍵の守護者たちは大魔法使いカーシャン(Cashan)の墓を調べていた最中、消えた都市デロスについての決定的な手がかりを見つけた。
カーシャンが残した羊皮紙には、モラドンの北の廃墟が消えた都市デロスへと通じる入口だということと、廃墟と化した次元の門を開く方法が記録されていた。
カーシャンはデロスの領主に戦争の終末を知らせる伝達者だったが、彼はその任務を果すことができなかった。
カーシャンはパトスの偵察隊により命を失ったのだ。

Part5 - The Age of Nights

そこには誰もいない。
数日間、デロスを調べた偵察隊の報告だった。
デロスは70年前の姿のままで残っていた。
しかし、そこには誰も残っていなかった。
悽惨な屍も、生きるためもがいた跡も見つけることはできなかった。
アイディードの執務室で見つけた日誌は70年前、魔法陣が発動されたその瞬間を記録していた。
デロスのすべての人々は魔法陣の中に消えてしまったのだ。
都市だけを残したまま。
70年が経った今、アドニス大陸にはデロスの所有権を主張できる者もいなかった。
また、デロスはエルモラドとカルス、どちらにも属さない地だった。

最も素早い動きを見せたのはモラドンの商人
カルテル(Cartel)だった。デロスの城主に商人カルテルの保護を提案して、
その見返りとして商人カルテルはデロスの城主に税金を納めるというのが声明の内容だった。
誕生してもいなかったデロス城主との協定!!
未来を見通す商人たちの目に
エルモラドとカルスの騎士団をざわめいた。

混沌の時代。
すべての騎士団たちは誰よりも先に城を手に入れれば城主になれるというのを知っていた。
デロスにおいて国家は無意味だ。ここに力という新しい秩序が始まった。